時折小雨が降る中、湖川友謙氏によるチャリティイベントの第3日目が開催されました。
今回のゲストは、声優・高橋美紀さん。前日がお誕生日だったこともあり、会場は温かな祝福ムードに包まれていました。
開演直後、湖川氏から高橋さんへ薔薇の花のプレゼント…と思わせてからフラワーアレンジメントが贈られ、「美紀ちゃん、誕生日おめでとう!」と笑顔で祝福。「友ありて」からもささやかなプレゼントをお渡ししました。高橋さんは「本当にありがとうございます」と感激の面持ちでした。

トークコーナーでは、湖川氏と高橋さんが初めて出会った頃のエピソードが語られ、7年前の空気感や印象が生き生きと蘇ります。続く質問コーナーでは、収録現場での裏話や、今だから話せる思い出話が飛び出して会場は興味津々。
朗読①:『生きる(谷川俊太郎)』 この詩にまつわるエピソードから始まった高橋さんの澄んだ声で紡がれる詩の世界に、全員が静かに耳を傾け、言葉の力を感じるひとときとなりました。
休憩後の第二部では、なんと『聖戦士ダンバイン』の生アフレコが実現!
高橋さんは台本を手に小さな声でのテストから本番へと、まるで収録現場に立ち会っているかのような臨場感。高橋さんの声の演技に、会場からは感嘆の声が漏れました。
朗読②:『私が一番きれいだった時(茨木のり子)』 戦争と青春をテーマにした詩が、静かに、しかし力強く語られ、全員の胸に深く響きました。
そして再びの休憩後第三部開始直後、湖川氏から高橋さんへサプライズの誕生日ケーキが登場!参加者全員によるバースデーソングに驚きつつも、笑顔でローソクの火を吹き消す高橋さんの姿に、会場全体がほっこりとした空気に包まれました。

朗読③:『初恋(島崎藤村)』 最後の朗読では、淡く切ない初恋の情景が丁寧に表現され、イベントの締めくくりにふさわしい余韻を残しました。
イベントのラストは、湖川氏と高橋さんによるサイン会。参加者一人ひとりに丁寧に言葉をかける高橋さんの姿が印象的でした。
ご来場いただいた皆様、そして素晴らしい時間を共有してくださった高橋美紀様、本当にありがとうございました。

次回は、9月21日開催分のレポートを掲載予定です。どうぞお楽しみに!


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